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南アフリカワイン、フェアトレード・コミュニティを支持

ワールドカップ2010年が南アフリカで幕開ける中、フェアトレードファンデーションは「飲んでみよう!南アフリカ  キャンペーン」を開催し、サッカーファンが、日常愛飲するアルコール類をフェアトレード製品に変えることを推進し、南アフリカのフェアトレード農家やそこで働く人々とその地域社会を支援している。


フェアトレード認定のワイン生産者は、フェアトレードからの支援金で、労働者のための住宅、デイケア・センター、大学奨学金、コンピューターラボ、社会人教育、年金計画のようなプロジェクトに投資するのと同時に、ぶどうをフェアトレードの最低価格か、あるいは国際市場価格、どちらか高い方を受け取ることの両方の恩恵を受ける。「飲んでみよう!南アフリカ キャンペーン」に参加しているフェアトレード・ワインメーカーのひとつに、ウェスタン・ケープのTrawalに本社を置くStellar Organics (ステラ・オーガニック)社がある。 Stellar Organics(ステラ・オーガニック)社は、フェアトレード支援金の一部を地元のサッカーチーム、ステラ・ユニット(Stellar United)に投資することで、若者たちと共に若年層の犯罪問題に取り組むことにした。支援金でサッカー道具を購入し、現在は新しいサッカー競技場に資金を投資する計画がある。このプロジェクトはミニリーグを設立した他の8つのローカルサッカーチームにも、地元農園からの支援を促した。
現在、ステラ・ワイナリーのセラー責任者であるBerty Jones氏は、「サッカーチームは大成功を収めている。 以前、若者たちは何もすることがなく酒を飲み犯罪に手を染めていたが、サッカーチームによって、彼らはやる気を得たのと同時に、リーダシップのような他の生活能力も得ることができた。 実際、若者の何人かは、ステラ・ワイナリーで働き、ワインのビジネスを学んでいる。」と言う。 「フェアトレード・ワインは成長分野であり、去年のフェアトレード・ワインに用いられたぶどうの取引量は、4,500トンから6,000トンへと37%増加した。」 とフェアトレード・ファンデーションは報告している。(2008-2009 )
フェアトレード・ワインメーカーの Fairhills社, Thandi社, Origines社、およびステラ・オーガニック社は、「飲んでみよう! 南アフリカ キャンペーン」に参加し、消費者がいつも飲んでいるアルコールをフェアトレード製品に変えることを推進することで、南アフリカの地域社会を支援するフェアトレードのさらなる発展を助けている。
デキャンター・アワード銀賞とインターナショナル・ワイン・チャレンジ金賞を受賞したステラ・オーガニックス・ヘブン・アンド・アース社は、最近のフェアトレード・アワードも受賞した。また、2010年インターナショナル・ワイン・チャレンジでは、Thandi社のワイン3本が表彰された。南アフリカからのフェアトレード製品は、他にもオレンジやルイボスティ、りんごや洋ナシおよび、ケープタウンにあるTownship Trades社の石鹸があり、HIVや貧困に苦しむ若者を支援している。
Organic-Market.infoより
(翻訳:ボランティア 水野 明子さん)

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