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アルザス:少なくとも一つのオーガニック食材を学校給食に!

フランス、アルザス地方で毎日の学校給食に、少なくとも一種類のオーガニック食材を使うことを目的に、給食事業の関連団体と地元のオーガニック農業組織との間で業務提携が結ばれた。国内の給食業界で第4位のApi、社会的弱者の就労や更生を支援するオーガニック食品の団体Solibio、そしてアルザスのオーガニック農業の業界団体Opabaなど3つの団体が、ストラスブールで業務提携の協定に調印した。


アルザスの地方紙「lalsace.fr」よると、Apiは次の新学期から、オーガニック農業で生産された食材を、毎日の学校給食の中で、前菜、食肉、果物、野菜、チーズなど少なくとも一品は提供することになる。これらのオーガニック製品は、Opabaの会員の農場で作られたものが使用され、およそ80%の農産物は地元のアルザス産とのこと。そして就労支援を行っているSolibioは、週20時間、これらのオーガニック食材を梱包し、冷蔵加工することを担当する。
この事業へリセ(日本でいうところの高校)を組み入れるために、自治体の支援はとても重要であった。この活動を通じて、生徒に農薬を使用しないオーガニック農業に関心を持たせることができる。
Bio-Marche.Info
(翻訳:ボランティア 北村公和さん)

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