オーガニック情報アーカイブ
欧州におけるオーガニック食品と農業規制に関する将来
ローマで6月21日から22日に開催される第4回ヨーロッパオーガニック会議のプログラムは、現在オンラインで閲覧可能である。内容の詰まったプログラムは、EUの機関から数々の高いレベルのスピーカー、国の省庁の代表者に加えて幅広いヨーロッパのオーガニック分野の代表などが集まるのが特徴で、一緒に新しいオーガニック規定施行後1年半を評価し、規定の新しい要素と将来的な発展について議論する。
オープニングセッションでは、イタリアの欧州議会議員(MEP: Member of the European Parliament)で、欧州議会の農業農村開発委員会の委員長Paolo De Castro氏と、欧州委員会オーガニックユニット代表のJean-François Hulot氏,が、彼らが引き受けるヨーロッパのオーガニックと新オーガニック規定について議論し、同様にFAO(国際連合食糧農業機関)のシニアオフィサー Nadia El-Hage Scialabba氏は、「EU新オーガニック規定と調和」と題して、世界的な見通しについて話す。その会合は、イタリア財務省が支援するInterbioプロジェクトの一部で、IFOAM(国際有機農業運動連盟)EUグループとバーリの地中海農学研究所との協力で開催される。最大で200名の参加者を収容できるが、早めの登録が望ましい。
IFOAM EUグループ
Organic-Market.infoより
(翻訳:ボランティア 橋口 さちこさん)