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オーガニック情報アーカイブ

私の見たフランスオーガニック〜2009年版<1>

今年のフランス滞在でもっとも驚いたことの1つが、パリで日本食と同じくらい「オーガニック」がとてもINなこと。これまでも毎年いろんな場面で「どんどんオーガニックが盛んになっているなあ。」と感じていたけれど、今年は特にそれが顕著でした。
まず、ふらっと歩いていてもすぐにオーガニックショップにぶち当たる。それが食料品店だけでなく、オーガニックコスメの専門店だったり、洋服のブティックだったりするのです。個人的には探したいと思っていたものの、こんな風にあてどもなく歩きながら簡単に遭遇できるとはラッキーというか、本当に驚きでした。


書店でも、小さなパリのガイドブック「パリは私たちのもの!」シリーズで、「私のお気に入りカフェ」「パリで一番ステキなバー」「パリで一番美味しいレストラン」「本物のパリジェンヌになるには」「パリのナイトライフ」etc.に並んで何と、「パリのオーガニック」というガイドブックまで販売されているのです。レストラン、食料品店、洋服、コスメ、家具や雑貨等、パリでお勧めのオーガニックショップが掲載されています。しかも、オーガニックとは何ぞや?という説明もちゃんとついてます。説明を読むにはフランス語が必要ですが、お店の名前と住所だけでも役に立ちます。今後パリに行く方、必携ですね。
「Paris bio」 PARIGRAMME社(ISBN:978-2-84096-562-6)
そして、こんな風にお散歩しながら偶然見つけたオーガニックのブティック「ekyog」。
外から見た感じも心地よく、何よりウィンドウに大きく「bio」と書いてあるのが見過ごせなくて、思わず入ってしまいました。優しい色合い、そして何よりも触ったときの生地の柔らかさが本当に気持ちいい。そして食べ物と同様、美味しくなかったらせっかくのオーガニックでもがっかりしてしまいますが、このお店はデザインもとてもステキ。そこはとても大切なポイントですよね。気づいたら「試着させてください。」と言ってしまっていました・・・。オーガニックコットンのワンピースもお手ごろ価格で、日本では絶対に買えない、と思える値段だったので即決。それからお店の人に職業を明かし、店内の写真を撮らせていただきつつ、少しお話しました。
私:「オーガニックショップで働くからには、やはりそういうことに興味があるの?」
店員さん:「もちろん!ekyogの従業員全員が、環境のことやオーガニックにすごく関心があるし、何らかの形で貢献したいと思っているわ。同じ働くなら、絶対そういう職場で働きたいって。」
やはり、そうなんです。このムーブメントはすごく大きな意味があります。なぜかといえば、この人たちには必ずお友だちも家族も、知り合いもたくさん存在するからです。この人たち一人ひとりが周りの人に伝えることが、またその友だちの友だちや家族へと伝わっていく。オーガニックって、そんな風につながって伝えることから本当に浸透していくものだと思うのです。もちろん雑誌やテレビといったマスメディアが果たす役割もとてつもなく大きいけれど、本当の良さに気づいた人の話を聞くのにまさるものはありません。
世界中に仲間がいることを知ることはとても心強いものです(笑)
お互いこれからもオーガニックを広めて行こうね、と別れたのでした。
また次回は、フランスのオーガニックスーパーなどについてもお話できればと思います。

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