イタリア： 2008年のオーガニック市場成長率は5％以上に

イタリアのオーガニック市場は成長を続け、2008年のオーガニック製品の消費は、前年と比較して、5.4％増加している。

消費が伸びた理由の一部には、オーガニック製品が一般の商品と比較して高価格であることは挙げられるが、オーガニック市場が10.2％拡大した2007年と比較すると、鈍化傾向にある。
2008年のオーガニック市場全体の小売販売額は19.7億ユーロ（約2667億円）に達した。
特に、青果部門で成長が著しく、販売額はほぼ20％増加している。このほかにも、離乳食やパン、パスタ、米、卵の各部門で市場が拡大している。
以上の結果は、同国のISMEA (Institute for Agricultural Market Studies: 農産物市場研究所) および市場調査会社ACニールセンが取りまとめ、ドイツのマーケティング会社ZMPが発表した。
Organic-World.netより