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ペルーのオーガニックフルーツ輸出(欧州と北米で需要が増加)

ペルーは魅力的なオーガニック製品の輸出を続け、その地位を固めている。力を入れている製品のひとつはオーガニックマンゴーである。ペルーのオーガニックマンゴーは2003年に初めてごく少量が販売された。ペルー当局によると、輸出額は2006年の172万米ドル(約1億8,150万円)から2007年には310万米ドル(約3億2,710万円)に、約80%も増加した。


オーガニックマンゴーは主に欧州と北米に輸出されている。両地域へのマンゴーの輸出量はペルーのオーガニック製品輸出量全体の2%を占める。オランダは、ペルーが138万米ドル(約1億4,560万円)もの輸出を行っている、最も重要な輸出国であり、ついで、米国、英国への輸出量が多くなっている。2007年に取引のあった他の国には、ドイツ・カナダ・スペイン・ニュージーランドが挙げられる。マンゴーの47%は生の状態で、33%はピューレ状、20%はカットタイプで取引されている。
ペルーのオーガニックバナナの輸出量も大きく増加している。2006年輸出額は2700万米ドル(約28億4,960万円)だったが、2007年には3100万米ドル(32億9,470万円)に増加した。バナナは主に生の状態で取引され(全体の約99.5%)、残りのわずかな量が、さいの目にカットされた状態、粉末状、薄切り状で取引される。ペルーのバナナの輸入している主な国は、オランダ(全体の44%)アメリカ(同26%)日本(同12%)である。新たな輸出先として、韓国・イギリス・イタリアが登場した。
参照URL:http://www.promperu.gob.pe
Organic-Market.Infoより
http://www.organic-market.info/

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