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アイルランドの調査、オーガニック業界にパニックを引き起こす

アイルランドで実施中の三方向調査により、輸入されたオーガニック製品の中に次のような残留農薬が発見された。


農業省の検査官によって、検査された45種類の果物と野菜のうち、およそ一割に相当する4つに残留農薬が見受けられた。製品は、スペインのグレープフルーツ、レモン、ズッキーニ、そしてフランスのレタスである。検査官によれば、汚染のレベルは従来農法による野菜や果物に認められている量の範囲内であり、健康への害はない。しかし、同国で消費されるオーガニック製品の70%が輸入品であるとはいえ、どのような化学薬品の残留が見つかっても、消費者の信頼を失墜させることになる、と地元の生産者はただちに指摘している。
アイルランドが発見した事実は、既にスペインとフランスの当該認証機関、ならびにブリュッセルのEU当局にも報告済みである。また別の調査が、どのようにしてこの汚染が発生したのか、生産段階・加工段階のいずれのシステムに問題があったのかをはっきりさせるために進行中である。このアイルランドの調査では、皮肉なことに、従来農法による果物と野菜は、オーガニック製品よりもずっと悪い結果で、検査された商品の半数に、55種類を下らない残留農薬が発見された。
Organic-Market.infoより

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