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ベジエのビオコープ(Biocoop) : 100種類量り売り

出典: www.midilibre.fr

ル・ミディ・リーブル紙によると、数日前ベジエのペゼナスにあるペ・ドックにビオコープ( Biocoop)がオープンしたと報じている。290平米の店内には、オーガニック商品や地元の商品が並ぶ。

数ヶ月前から、パトリック・マロー( Patrick Marrot)氏はベジエを周辺50キロ圏の農村をあちこち回っている。彼はペ・ドック周辺の将来的な地元パートナーをリサーチしている。 マロー氏は、”生産者と仕事をする際には長期間にわたり、彼らに買取量と適正買取価格を保証することを約束しています。我々の目的はオーガニックの文化と成長を支えることと、生産者に我々の店舗のネットワークを有効活用してもらうことです”という。

こうしてペゼナスから苺が送られてくる。サン=ジェルヴェ=シュル=マールやアジラネで育った古来種の小麦を使用したにこだわったパン。サルベタの彼らの庭では野生のハーブが育つ。 “ビオコープ(Biocoop)は店である事以上に、28年前から大量生産商品と戦う精神を持ち続けてきたのです。”とマロー氏は言う。すべての野菜と果物が季節物だ。よく熟れたオーガニックトマトでさえも外国産でパッケージされたものはここでは見つけられないだろう。

マロー氏は、”我々には量り売りというセールスポイントもあり、100種類のもの計り売りがある。”と語る。シリアル、米、乾燥フルーツ、パスタ、小麦、砂糖、豆類から、その場で挽けるコーヒーまである。おまけに、従来のパッケージを削減することで商品コストは三割安くなる。 “開店に伴い、4月末までさらに10%の払い戻しを行います。お客様は並べられた商品の豊富さに驚くでしょうね。”

マロー氏はベジエでの開店前に周辺のマーケットリサーチを行った。”需要がどんどん増えています。そして、我々の特徴としては、単に物を売るという以上に、情報や技術の交換の場でもあるということです。”

マロー氏は固定概念と戦いたいと考えている。まず第一に、オーガニックは高いということ。 “我々は一年を通して低価格帯のベーシックな商品も提案しています。また、オリジナルブランドも展開しています。”そしてオーガニックと共に、消費の兆候も変化している。 “人々は以前ほど肉やチーズを食べず、 より満腹になる完全食品を食し、加工済み食品は食べなくなりました。”そしてオーガニック定食を一例に挙げる。ハチミツ風味のオレンジ・キャロットラペと、ブロッコリーとブルーチーズのカネロニのグラタンに、フルーツのメレンゲという内容で、一人4ユーロだ。これに証明される通り、オーガニック商品は高くない。

エロー県の2番目の都市には400平米の広さを持つロ・ビーブ(L’Eau Vive)を筆頭に、すでにたくさんのオーガニック店がある。

07.04.2014

翻訳ボランティア:秋山 藍子

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