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オーガニック業界の成長を促進するのは子供たち

「子供たちこそオーガニック製品の人気が高まる大きな要因だ」と、多くの業界関係者たちは語る。
酪農製品輸出業では世界有数の企業Fonterra社(ニュージーランド)のブランドカテゴリマネージャーのリック・カーモン氏は「当社のオーガニック製品の3分の1近くは8歳未満の子供たちによって消費されている。」と語る。


オーガニック製品小売業のサクセスストーリー、Macro Wholefoods Marketのコンサルタントであるドン・フレーザーは、食品の産地と原材料に対する不安から、子供を持つ親たちは認証済みのオーガニック製品を探すようになってきたと言う。 「親たちは自分たちではオーガニック製品を消費していないにもかかわらず、子供の健康のためにはオーガニック製品への出費を惜しまない。母親の中には食品購入時に、自分たちのための従来製品と、子供のためのオーガニック製品のために、別々に2回買い物をしている人もいる。」と同氏は語る。
Nourish Foodsのモニカ・ウォーターズは、「幼児向けとその少し上の子供向けでは、健康的な食品の入手のしやすさにギャップがある、ということを親たちが認識するようになっている。」と述べる。 「私たちはこのために子供向けのオーガニックなスナック菓子を開発した。」 BFAの報告によるとベビーフードの市場は非常に規制が厳しいが、その少し上の子供向けの食品には、添加物、保存料、着色料、および香料が使用されている。
BFAスポークスマンでありかつ栄養学者でもあるシェーン・ヒートンは、子供を持つ親がオーガニック製品を購入することは当然であると語る。「子供は大人よりも食物の毒素に対して弱い。子供は体重1キロあたりの換算で大人より多くの食品を摂取するうえ、内臓器官や、解毒、免疫システムは未熟だ。」と、彼は言う。「昨年発表された研究によると、ある種の保存料と着色料を多く摂取する幼児は過敏症の傾向があることがわかった。」
データ: サウサンプトン大学:
http://www.soton.ac.uk/mediacentre/news/2007/sep/07_99.shtml
バイオダイナミック農法での酪農場、Farm Paris Creekを営むウリ・スプランツは、およそ30年前、夫との間に子供が生まれたときに、化学肥料・薬品を使わない農業を始めるために職業を変えた。「私たちは、安全な環境を提供し、持続可能なシステムで運営し、家族に質の高い食物を提供したかった。」スプランツ夫人によると、Paris Creekの乳製品は若い人達と子供を持つ家族に特に好まれている。「子供に早い段階から選択肢を与えると、彼らはより自然な製品を選ぶようだ。親からのフィードバックで最も多いのは、子供がこの味をとても好んでいるということだ。」
参照URL:http://www.bfa.com.au
Organic-Market.infoより

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