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番外編 〜ECOCERT本社訪問速報!!〜

【フランス出張中のEUOFAの専務理事と事務局がECOCERTの本社を訪れ、フランスからリポートしてくれました】
8月28日(水)、EUOFAの専務理事土岐さんと事務局長谷川がフランス、トゥールーズから西に車で40分くらいのところにあるECOCERT本社に社長のウィリアム・ヴィダル氏を訪ねました。ECOCERT社は、ヨーロッパで1・2を争う認証機関で、EUOFAがNPOになった当時からのメンバーです。普段は、共同での活動は少ないですが、VIDAL氏来日の際に講演会を開いたり、不明な点があったりした場合には質問を投げかけたりさせていただいています。


まず、到着して何よりも驚いたのが、敷地に建っている謎の円盤状の巨大な物体。木でできたそれには、窓や扉もついており、人も出入りしています。どうやら建物なのですが、本当に不思議な形!
実はこれ、不思議な形をしていますが中に入ると何とも居心地のいいオフィス。何から何まで木でできているからか、無機質なオフィスの感じや居心地の悪さとは正反対に、むしろ「こんなところで住みたい」と思える心地よさ。窓も機能性を考えてつけられており、実はこの建物4,5名の人がいれば、回転させることもできるので、太陽の位置に応じて動かせば、暑さ寒さも調節できます。風通しもいいので冷房は不要。暖房には中央にペレットストーブが設置されています。木の香りが心地よく、職場環境は本当にすばらしい。
この別名UFOは、元々の建物の場所が足りなくなって5年ほど前に新しく建てられたものですが、実際に受付やさまざまな部署の方が勤務している本来の建物も実にエコな工夫がいっぱい。建物の中に入ると、まるで冷房が入っているのかと錯覚するほど、外の熱気を遮断してひんやりした空間が広がっています。こちらも大部分が木でできており、快適です。エコサート社の理念のひとつに、「環境保全や持続可能性に貢献しない業務には携わらない」というものがありますが、職場環境から完全にそうでした。検査員が使用する車もLPG車で、その理由は、ガソリン車に比べ公害が少なく、長持ちするからだそうです。
こんな風に始まったエコサート社訪問、また別の機会に続きをお話したいと思います。
(EUOFA事務局 長谷川浩代より)

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