デンマーク、オーガニックに焦点をあてて売上増加
新しい統計によれば、ここ6ヶ月、デンマークの消費者はこれまでで最も多くオーガニック食品を購入した。これはキャンペーンおよび、小売業者の努力の結果である。
2003年上半期、特にオーガニック肉類、果物、野菜の売上は、著しく伸びた。GfK(マーケットリサーチ会社)の最新の数字では、全食品の売上に占めるオーガニック食品の売上は、2002年上半期の5.4%から5.6%に上昇した。これはつまり、わずか6ヶ月で売上がおよそ4%増加したことになる。
この数字は、小売ならびに、デンマークにおいて消費者の関心が高まっている訪問販売のような直接販売の両方を含んでいる。しかし、小売業者もまた特別に力を入れており、それが売上上昇という数字に表れている。イルマ(Irma)は、小売チェーンの1つであるが春の間中、特に力を注いだ。オーガニックの果物と野菜向けに新しい陳列デザインを考え、新しい陳列ケースははるかに良いものとなった。
良い陳列方法というのは、売上上昇において不可欠であることは言うまでもない。イルマの購買部長、Hans Christian Iplandは次のように話している。「新しい陳列ケースを導入して以来、全収益は30%以上増加した。特に小さな商品の売上が良くなった。というのも消費者の注意を引くようになったからだ。また1ヶ月前から新しい特別低脂肪のジャージー牛乳を置くようになって以来、牛乳の売上は飛躍的に伸びた。これは商品が要望に沿っているということであり、もしもオーガニック市場を大きくしたいなら、常に新しい商品を開発することがいかに大切かということを示している。」
Organic Denmarkは、近々新しいプロジェクトを展開予定である。
例えば乳製品、肉、果物、野菜などのキャンペーンである。
Organic Denmarkより
http://www.organic-denmark.com