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オーガニック情報アーカイブ

過渡期にあるデンマークの輸出

デンマークのオーガニック食品の輸出は、同国に近い市場であるドイツやスカンジナヴィア諸国に対して増加し、米国や英国からは遠ざかる傾向にある。また、オーガニック食品の中では高次加工品が輸出のシェアを伸ばし、反対に原材料品にあたるものは減少している。どちらの側面から見ても、オーガニック製品の輸出の伸び具合は、これまでのデンマークの製品輸出とは異なっている。


2002年度の結果については、オーガニック・デンマークより詳細に発表されている。この内容は、現在活躍する52の輸出企業からの情報をもとに作られた。それによれば、平均的に大規模でオーガニック・従来製品を並行して生産している会社の輸出は減少気味であり、一方小さなオーガニックに特化した企業はその先進的な戦略が効を奏し、輸出を伸ばしている。
しかし、特に英国市場で顕著に見られるのだが、技術的そしてイデオロギー的障害によって、2002年度の輸出は減少した。オーガニック・デンマークは、2003年度そしてそれ以降、この数字が増加していくことを期待している。特に、オーガニック製品の輸出は現在公的な輸出戦略によって支持を受けているからである。
Organic Denmarkより

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