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中東ヨーロッパにおけるオーガニック市場が拡大

新たなEUメンバーの国々とそのさらに東方の近隣諸国の重要性は確実に高まっている。東ヨーロッパのオーガニック農業とオーガニック食品市場に関する詳しい情報が、EkoConnectによって作成された“中東欧オーガニック農業に関するレポート”として、2013年BioFachで紹介される。

詳細な報告データには、特にオーガニック市場の構造、ブランド、主な起業家に関する情報を含んでおり、加えて、製品開発、加工、コンサルタントに関する情報をこの市場における主な活動人物の名前と住所も併せて提供する。

これらのほとんどの国は過去10年間に渡り、オーガニック部門の急速な発展を経験したわけだが、報告書では、以前の社会主義の国々との明らかな違いと多くの際立った特徴を指摘している。

多くの国でオーガニックの国内市場と需要が大きく拡大したにも関わらず、ハンガリーでは、ここ数年オーガニックが発展せず多くの加工業者と農家が減少している。また、多くのCEE(中東欧)諸国は、いまだにオーガニック製品の60-90%が海外からの輸入品であり、それは高度な加工品、特別品や化粧品の自国の設備基盤がまだまだ不十分な状況なのが原因だ。

消費者の関心の高まりと共に、長期的な視点での輸入品へのニーズは依然見守る必要があろう。中東欧諸国の市場の可能性は、西側からの供給だけでなくCEEメーカーにとっても飛躍的に拡大している。また、中東欧諸国のプロ精神と品質はここ数年格段に向上しており、西側のバイヤーにも喜ばれている。

今日、CEEでは、国際的なオーガニック商品の売買市場、そして東西のビジネス会合の中心としてワルシャワにおける“オーガニックマーケットフォーラム”が定着している。この中東欧最大のBtoB展示会と会議は、BioFachとの協働で運営され、2013年6月にワルシャワで開催される。

また、BioFachでは、2月14日午後4時から5時の間、ポーランド、ブルガリア、エストニア、リトアニア、ラトビアの5つの国についての詳細な発表が各国オーガニック部門と招待されたマーケット専門家によって行われる。

定量的なデータだけでなく、まさにこのワルシャワでのオーガニックマーケティングフォーラムでは、各国のキープレイヤーが集まり、来場者の質問に答えることになっている。

出典:EkoConnect PR

Organic-Market.Infoより

(翻訳:ボランティア 殿村 江美さん)

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