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欧州委員会、GM作物承認プロセスを凍結

貿易と持続可能な発展のための国際センターの報告によれば、欧州委員会は、加盟国が自身の遺伝子組換え作物(GM作物)に関する決定を当局に委ねることについて、具体的な決定がなされるまで、今後あらゆるGM作物の承認プロセスについて凍結することになるという裁定を行なった。この決定は、加盟国間でのGM作物問題について、幅広い柔軟性を許可するという、欧州委員会の最初の提案の2年後に下された。提案は加盟国の過半数と欧州議会によって承認されなくてはならない。

 

現在、欧州委員会の承認を待っている作物は7種で、トウモロコシが6品種と大豆が1品種である。これまでわずか2種類のGM作物のみが許可されていることにより、世界の中でEUはこの問題についてもっとも厳格な政策をもっている国や地域の1つである。比較して、米国は90を超える遺伝子組換え物質の栽培と開発が許可されている。

BASFは次のように説明している。「ヨーロッパにおけるFortuna、Amadea、Modenaのじゃがいもプロジェクトの承認に関して、規制認可の遂行は棄却されるだろう。というのも環境規制や圃場の破壊への脅威において不確かであるため、継続的な投資を正当化できないからだ。」BASFの生命の全文はこちらから。

 

出典:ICTSD / BASF

Organic-Market.Infoより

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