オーガニック農業のハンドブック

アルンKシャルマ氏の著書である「オーガニック農業のハンドブック」は、オーガニック農業の多くの側面をバランスのとれた視点からとりあげている。同ハンドブックにより、読者らはオーガニック農業と慣行農業の哲学的、また、技術的な違いを容易に理解できるようになるだろう。

持続可能な農業システムの必要性や進行状況についての説明がなされている。そして、オーガニック農業の土壌や作物管理に関する様々なルールや規制が記されている。また、植物成長に関する土壌環境についての基礎的な情報や、投入物や作物の健康管理に関する基本的および応用的側面について広範囲に及んだ記述がある。著者は、数々の問題点や懸念点、特にオーガニック農業の適応、マーケティング、調査に関する問題についても触れている。オーガニック農業の技術的およびマーケティング面での急速な発達を踏まえ、電子ベースの詳細なリストが含まれている。

このハンドブックは、研究者、科学者、農家、オーガニックのコンセプトについて学ぶ学生らにとって完璧な情報源となるであろう。アルンKシャルマ氏はパントナガールのG.B.パント農工大学を卒業。国際オーガニック農業研究協会(ISOFAR)の創立メンバーだ。現在は、インドのジョドプールにある中央乾燥地帯研究所に科学者として勤めている。この本の購入はこちらから可能。

出典：Riddhi International

Organic-Market infoより

（翻訳: ボランティア　越川 加奈子さん）