Nature & Moreの「ミツバチはオーガニックが好き」キャンペーン

最近、1000人以上のドイツの消費者がオーガニックの花の種を撒きながら、1000㎞に及ぶ長い「ジャガイモ街道」と呼ばれた自転車街道を「ミツバチ街道」に換えている。

23のドイツのオーガニック流通業者は、それぞれのオーガニック製品に花の種をつけ28万袋を配布した。また、スウェーデンのユースイニシアティブプログラムは、花の草原とともに賑やかな学生たちを紹介する短いYou tubeビデオを創作した。

これらの活動は全て、先ごろNature & More（オーガニック情報提供、生産者と消費者をつなげる活動を行う団体。本社オランダ）によってはじめられた”「Bees Love Organic（ミツバチはオーガニックが好き）」という国際的なキャンペーンの一環で、2012年夏の間ずっと続けられる予定である。

Nature & Moreは、多くのNGOと協働でヨーロッパ中に花の種を40万袋配布し、「花の種をまいて、オーガニック食品を食べてミツバチたちを救おう」という積極的な行動を引き起こしている。４月～７月のキャンペーン期間中、ミツバチが好む花の種がオランダ、ドイツ、ベルギー、スウェーデン、英国をはじめとする様々な国に配布される。消費者は、これらの種を庭やベランダに撒くことで、オーガニックな花が咲き乱れる40万平方メートルのミツバチが棲みやすい環境を創ることに貢献することができる。

出典：Nature & More

Organic-Market.infoより

（翻訳：ボランティア 殿村 江美さん）