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マルセイユ:学校給食の30%をオーガニックに!

2011年5月16日マルセイユ市議会は、一日当たり約4万5千人が利用する公立の学校給食で、食事におけるオーガニック製品の割合を30%に増加させることを約束した。
マルセイユ市役所の機関によって規定された新しい仕様書は、地域の生産者のところで仕入れを行う事業者の要望に合わせ、地元のオーガニック製品を調達することを計画している。


例えば、パンは完全にオーガニックで、地域に根付いた1つの組織が製造する。この決定は例えば、カテゴリー3の卵(ケージで飼育されたもの)、パーム油、水素添加植物油脂(硬化油)を献立に加えることを廃止するなど、多くの進歩ももたらすことになる。家禽はフランス産だと保証されなければならない。また食品トレーのリサイクルは2011年の新学期から実行される。仕様書はまた、ベジタリアンの子どものための肉の入っていない献立を作ることも計画している。
この決定は2年前から国内で「私の給食にもオーガニックを」キャンペーンを率いたWWFはもとより、マルセイユの保護者組織「給食を変えよう」が勝ち得たものだ。実際、WWF フランスは昨年3月ゴーダン上院議員兼マルセイユ市長に、第1・第2グルネル法のガイドラインを適用し、公立の学校給食のオーガニック原料の割合を20%にするよう、要求していた。WWF フランスは全ての最終決定権を持つ人がこれに続くよう促すとともに、マルセイユ市に対し、これがゴールではなく、これをスタートとして取り組んでいくよう呼びかけている。
さらに詳しく知りたい方はこちら
出典:WWF France
Bio-Marche.infoより
(翻訳:ボランティア 千葉 かなえさん)

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