オーガニック情報アーカイブ
イギリス:農地の鳥の激減
Defraが示した最近の数字によると、農地に住む鳥の全体的な数は過去40年間で最低である。
これらの結果からこの減少を食い止めるためには、より徹底した手段が必要であると英国土壌協会は報告している。HIS(Higher Level Stewardship)による最新のリサーチでは、野鳥の個体数を減らさないことの重大さを強調している。王立鳥類保護協会からの報告は、HLSのプログラムが展開された農地においては、農家は野生生物に対して大きな成功を成し遂げたが、それは農地のほんの1%にすぎない。そして今、連合政権の予算削減の脅威にさらされていると述べている。
4.3%あるオーガニック農法で耕作されている農地も鳥たちの生命維持に必要である。英国会計検査院は、OELS(Organic Entry Level scheme )によるオーガニック農業推進は環境保全に有効的である、と結論づけた。調査によると、オーガニック農業は、生物の種類を30%増にすることが可能であり、鳥や蝶などのあらゆる野生生物の数を50%増にすることが可能である。
Organic-Market.infoより
(翻訳:ボランティア 勝田沙耶香さん)