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トルコ:オーガニック製品&環境見本市

第8回目を迎えるEkoloji Istanbul Fuariの「オーガニック製品&環境見本市」が、トルコの首都イスタンブールで2009年1月15日から18日にかけて開催された。トルコでは、このようなオーガニックの見本市の開催は他に例がなく、他国に比べると、小さな規模で行われている。約70の出展者が来場者に向け、自社の製品(出展のほとんどがオーガニック食品)を展示した。2008年のこのイベントの来場者は約7,500人だった。生きたニワトリやアヒルで人々の注目を集める、黒海地方サムスンの大きなブースがこのイベントでの目玉スポットだった。


このイベントに出展する者の多くは、地中海地方Muðlaを拠点に自然木材のおもちゃを扱う、Natural Ahþap Oyuncak社のArda Burhan Orhan氏の様な、中小企業のオーナーだ。Orhan氏は観光業・飲食業に携わった後に自ら木工技術を学び、過去2年間に渡って可動性があるおもちゃ、引っ張って遊ぶ引き回し玩具、その他の子供用製品を製造・販売してきた。それらのおもちゃの着色には、地球に優しいドイツ社製塗料が使用されている。Orhan氏の売り上げは僅かであり、おもちゃの買い手の多くは外国人観光客である。衣類を扱うFlora Organic社の代表によると、一般的に言って、女性、それも妊娠している女性やスポーツをする女性がオーガニック製品に興味を示しているという。自然化粧品を扱うÖkotekのブースには、主にアレルギー体質の人や、妊婦、健康に関心の強い人などがよく訪れた。
大学のプログラム、オーガニック認証機関、またGreenpeace、Slow Food、WWFなどの国際非営利団体、Buoday, Dooa Derneoi, EKODERなどの現地の非営利団体も、唯一の非トルコ企業のNewman’s Own Organicsとならんで出展した。
自然製品の利点についての知識が、トルコで徐々に広まりつつある。ただ、ここ10年ほどの間トルコで生産されてきたオーガニック食品はそのほとんどが輸出されており、その他の食品以外の製品は相対的にまだまだ知られていない。
参照:http://www.treehugger.com
Organic-Market.Infoより
http://www.organic-market.info/

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