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オーガニック情報アーカイブ

米国の認証機関、活動躍進中

アメリカ最大で最も歴史のあるオーガニック認証機関の一つであるCCOFは、一昨年に引き続き成長した一年を祝っている。2008年、CCOFに認証を受けた生産活動は、199種新たに追加され、2000種を超えた。これはCCOFにとっては11%の増加になる。CCOFは今や米国35州に加え国外4カ国で、農家から加工業者、卸売り業者、小売業者、プライベートラベルを扱う企業に対し認証を行っている。オーガニック耕地は2007年の200,000ヘクタールから2008年は226,000ヘクタールへと、14.3%増加した。


その他の興味深い傾向としては、貯蔵・包装・出荷など、オーガニック製品に更なる価値を生み出す収穫後の作業にまで乗り出す中小生産者の増加だ。CCOFの会員の30%以上がいまや、製品出荷の何かしらの段階に関わっており、その結果として、「生産者兼出荷者数」の認証が33.8%増加した。
作物では、2008年ベリー類のオーガニック認証耕地面積は注目すべき増加を見せ、2007年と比較すると25%の増加であった。また果物や野菜、特に人参、さつまいも、にんにく、豆類のオーガニック耕地も目を引く増加を遂げている。認証されたオーガニック野菜の耕地は全体で46%増加した。認証された果物の耕地も、43%増のネクタリンを筆頭に増加を続けている。この増加は、オーガニック耕地へ変換中であった多くの土地が正式に認証を受けた結果である。オーガニックワインとお茶製品も2008年も引き続き成長を続けた。CCOFはいまや、オーガニックワインの生産における過程で、45件の認証を行っているが、1年前はわずか28件に過ぎなかった(61%増)。ハーブティーの加工業者を含む、認証を受けた製茶業者の数は44%増加した。
参照URL:http://www.ccof.org/
Organic-Market.Infoより
www.organic-market.info

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