ルーマニアのオーガニック農業

米国農務省/海外農業局（USDA/FAS）によるグローバル農業情報ネットワークGAIN（Global Agriculture Information Network）の最新のレポートでは、ルーマニアにおけるオーガニック農業の現状が大々的に報じられた。

このレポートによると、2007年、ルーマニアでオーガニック農業生産は40%以上の拡大を見せ、7500万ユーロ（約91億5800万円）に届きそうなところまで来ている。輸出の割合は、依然としてルーマニアのオーガニック農業生産の90%以上を占めている。小売製品はより広範囲で入手可能となり、地元での消費も増加した。2007年には、野生植物の採集を含めて約200,000ヘクタールがオーガニックの土地である。2007年にはルーマニア初のオーガニック専門店がオープンし、2008年現在、拡大を続けている。2007年から2013年にかけて、ルーマニアの農業従事者に対し、EU基金より２億8500万ユーロ（約348億円）の助成金が支給される見込み。
認定されたオーガニック製品には、農務省によるナショナル・オーガニックラベルの使用が認められる。
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